全力ヒロシのブログ

カメラの前で緊張して喋れないときどうほぐす?50歳のYouTuberが最初の動画でやったこと

 

全力ヒロシ(50歳)初めての動画で抱負を語る

 

2015年6月、50歳の男が都内某所の地下室で絶叫していた。

スーツ姿だった。 

 

男は『全力ヒロシ』と名乗り、自分がなぜYouTubeに動画を投稿するのか、

自分が今どういう気持ちなのかをカメラに向かって、伝えようとした。

 

しかし、実際にやってみると、上手くしゃべれない。

言葉が出てこない。では台本を決めて、丸暗記してから喋ろうとすると、棒読みになってしまう。

 

20回以上撮り直した。

地下室は、外よりもずいぶん涼しかったが、男はスーツを着ていることもあり、汗だくだった

 

私はその時、カメラを担当していた。

 

男の緊張を取り払うため、まずは台本のことを忘れて、何かしら体を動かしてはどうかと、提案した。

しかし、そんなに走り回れる程のスペースがあるわけでもないので、その場で細かくダッシュしながら画面の中に登場する、ということになった。

 

50歳には、体力的にキツかっただろう。

 

 しかし「全力ヒロシ」である。

 

『全力』と名乗っている以上、最初の動画から手抜きのダッシュを見せるわけにはいかない。

男は、何度もダッシュとジャンプを繰り返し、繰り返すことで、少しずつカメラの前で自然体で喋れるようになっていった。

 

 

こうして、最後の最後に撮ったカットをつなぎ合わせて最初の動画は完成した。
 
短い動画だが、よく見ると最初から汗だくだったり、途中ゲップをしているのはそういった経緯による。
50歳の体力はだいぶ限界だった。
 

結局彼は何を伝えたかったのか

動画の中で、彼は幾つかのことを喋った。
 
①自分が50歳であること
②仕事をほとんど辞めたということ
③「表現活動でメシを食いたい」という夢があるということ
④「できるわけない」という意見に対しては心の中で言い返しているということ
⑤全力なので無駄に動いたりできるということ
(その後、実際に無駄に動いてみせた)
 
 
これらのメッセージは、最初はもっと長く、装飾の多いものだったが、
体力的に追い込んだことで、余計なものがそぎ落とされ、よりシンプルになっていた。
 
その結果、
まさに「変なおじさん」という感じになった。
特に、「できるわけない」と反対する周囲に対して”心の中で”言い返しているということは、
「実際には何も反論していない」ということで、よく考えると全く全力じゃないエピソードである。
 
しかし、まずはこれでいいと思った。まずはカメラの前で素直に喋ること、動画を1本公開すること。
最初の一歩を踏み出すことが50歳男性にはとても大変なことだったのである。
 
50歳男性がYouTubeの世界に飛び込んで、果たしてどうなるのか。
全力ヒロシという男が何者で、どこから来て何をするのかはこの時まだ誰にも分からない。
動画を投稿して一晩経って見てみると、再生回数は30回と表示されていた。(そのうち10回は私なので、正確には20回)
 
ちなみに、全世界から見られる可能性のあるYouTubeなので、左下に英語字幕を入れてみたが、
その効果は、1年経った今でもよくわからない。
 

全力ヒロシの活動を振り返ってみる

『全力ヒロシ』と呼ばれる“YouTuber”が最初に動画投稿をしてから1年が経ち、現在チャンネル登録者は6000人を超えている。
決してべらぼうに多い数字ではない。
 
が、主に10代、20代のユーザーが中心となっているYouTubeにおいて、50歳の投稿者が
色々と試行錯誤しながらやってきた末の数字だと考えると何かそこから学べることもあるように思う。
 
失敗も多かったが、1年経ったこのタイミングで、カメラを担当していた私が、
全力ヒロシの歩みを振り返ってみることで何か見えてくるものもあるのではないかと思い、少しずつ記事を書いていくことにしようと思う。
 

 

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